豊田市の外壁塗装工事で“できること”と“できないこと”について
豊田市周辺で外壁塗装工事を検討されている皆様に、「外壁塗装によってできること、できないこと」について紹介します。
豊田市の外壁塗装工事で“できること”
- 塗装工事によって“できること”の基本・・・・・・
- 『外壁材や屋根材の防水性能の回復』
『建物の見栄えの回復、美観の維持』
『カビや藻、苔の防止』 - 機能面・・・・・・
- 『低汚染機能により綺麗な外壁を長続きさせる』
『遮熱機能による室内温度の緩和』
『断熱機能による室内気温の寒暖差の緩和』
『光触媒効果により外壁の汚れを分解し雨水で洗い流す』
・外壁材や屋根材の防水性能の回復
外壁材や屋根材に適した仕様で塗装工事を行う事で、「防水性能を回復」させられます。新築の建物も日々経年劣化が進んでいます。雨水などの外的要因から外壁材や屋根材を防いでいる塗膜が劣化して、何もせずに放置してしまえば水の侵入を許すようになります。低下した防水機能を回復させるには、防水性能が下がる前に早めに塗装工事を行う事が重要です。
・建物の見栄えの回復、美観の維持
塗装工事でできる基本性能として、「お住まいの美観回復と維持」があります。塗装工事により外壁に付いた汚れを綺麗に洗い流し、下地調整をしっかり行った上で塗装を塗り替えるので、まるで新築のようなピカピカの状態に回復させる事ができます。
・カビや藻、苔の防止
防カビ、防藻も塗装工事に含まれる基本性能のひとつです。塗装工事で使用される塗料は塗料メーカーの研究開発により大きく進化しています。カビや藻、苔を防ぐ成分が配合された塗料を使って施工すれば、塗料中の薬効成分がなくなるまで性能を維持する事ができます。
基本性能の他にも、低汚染機能や遮熱機能、断熱機能、光触媒効果といった機能を含む塗料を使うことで“できること”が色々あります。
・低汚染機能
低汚染機能が含まれる塗料を使って塗装工事を行うと建物に汚れがつきにくくなります。ただし、カーボンや摩耗、水平面の砂塵、堆積した粉塵には対応していません。
・遮熱機能
遮熱機能が含まれる塗料は赤外線を効率良く反射でき、塗装面の表面温度が下がるので室内温度を若干緩和させる事ができます。
・断熱機能
外壁や屋根に断熱機能が含まれる塗料で塗装を行うと、太陽光の熱の伝達がゆっくり伝わるようになります。断熱材には劣りますが、室内気温の寒暖差を緩和させる事ができます。
・光触媒効果
光触媒塗料は日差しが弱い場所や雨水がかからない場所では作用しませんが、日差しが当たる事で外壁に付いた油分汚れを分解し、雨水と一緒に洗い流します。
豊田市の外壁塗装工事で“できないこと”
- 塗装工事によって“できないこと”の基本・・・・・・
- 『建物全体の防水や雨漏り補修』
『クラック(ヒビ割れ)補修』 - 機能面・・・・・・
- 『冷房が必要ないくらいの遮熱機能や断熱機能』
『完璧に結露を防止する』
・建物全体の防水や雨漏り補修
塗装工事で外壁材や屋根材の防水機能を回復させても、建物全体の防水や雨漏りの根本的な解決にはなりません。雨漏りを補修するには、塗装以外にも、シーリング工事や防水工事、板金補修が必要です。
・クラック(ヒビ割れ)補修
外壁に発生しているヒビ割れの事をクラックと言います。クラックの隙間が0.3㎜以上の場合は外壁材の深くまでヒビが広がり、下地のない状態になっています。塗装で塞いだとしても変な線ができてしまうので、美観の回復には至りません。外壁材や屋根材に発生したクラックの補修は、シーリング工事などの補修工事が別途必要です。
・冷房が必要ないくらいの遮熱機能や断熱機能
外壁や屋根を遮熱塗料や断熱塗料で塗り替えたとしても、夏の暑い日にも冷房が不要になるほどの遮熱機能や、暖房の使用がゼロになるほどの断熱機能はありません。そういった機能を追加したい場合は、遮熱機能や断熱機能を持った断熱材や屋根材、外壁材に更新する工事が必要です。
・完璧に結露を防止する
屋外と屋内の温度差によって発生する結露の発生を塗装工事で緩和させる事はできますが、完全な防止には至りません。
今回紹介したように、外壁塗装や屋根塗装によって建物の不具合や問題点などを解消できる事が多いです。ただし、塗装工事を行う事によって全ての問題や不具合を解決できる訳ではありません。
豊田市で塗装工事を行う際は、外壁塗装工事で「できること」と「できないこと」を予め確認しておく事が大切です。